研修会一覧 WORKSHOP
がん治療と口腔ケア
5月の院内勉強会は、「がん治療中の患者さんの歯周治療」を歯科衛生士の須藤さんが症例報告しました。 がん治療中は、免疫力の低下や口腔乾燥による歯周病の悪化や、口腔粘膜炎など様々なお口のトラブルがあります。 また、担がん状態の患者さんの精神状態のフォローなども、かかりつけ歯科衛生士として気をつけなければなりません。 今回の患者さんの化学療法に起こり …
顎顔面矯正研究会
当院の永井歯科医師が、8日間の顎顔面研究会に参加してきました。 歯並びが悪くなる原因のほとんどが顎が小さいことです。そのせいで、永久歯が混み合ってガタガタに生えてきたりします。 上顎が狭くなると、その上にある鼻腔が狭くなります。そうすると鼻呼吸がしづらくなり、口呼吸になります。口呼吸は舌、唇、頬の機能つまり口腔機能を悪くするだけでなく、睡眠障害やリウマチ、ぜんそ …
Dr.John Flutter講演会
3月17日・18日に、堀元と永井歯科医師は、こどもの矯正治療方法「マイオブレースシステム」の先駆者である、オーストラリア開業のJohn Flutter先生の講習を受けてきました。 今年は、内容も更にバージョンアップしており、マイオブレースシステム治療の先進性を実感させられます。 口を閉じて鼻で呼吸して舌を上げるという基本を何度も何度も提唱されていました。 …
ケアネットつづき「多職種連携研修会」
ケアネットつづき(都筑区介護事業所等連絡会)が主催する 「多職種連携研修会」で、当医院の管理栄養士和田が講演いたしました。 タイトルは、「食べる力をサポートする歯科医院の取り組み」です。 内容は、健康寿命の延伸と、在宅医療での介護度の重症化予防には 口腔機能と栄養双方からの介入が必要と実例を交えた内容でした。 講演後は、管理栄養士との連携について多くの質問があり …
日本歯周病学会学術大会
神戸で開催されて、第57回日本歯周病学会学術大会に参加してきました。 参加者の多くは大学病院歯周病科の先生たちで、私のような開業医は少ないようです。 歯周病の治療は、歯科治療の基盤ですから、これからも最新の知見を学ぶために、日本歯周病学会学術大会には参加していきたいと思います。 春季日本歯周病学会学術大会が開催された岐阜は日帰りでも体力的に大丈夫でしたが、 …
ヤン・リンデ先生の日本最終講演
歯周病学の権威であるヤン・リンデ先生(イェテボリ大名誉教授)と、インプラントの第一人者であるニクラウス・ラング先生(ベルン大名誉教授)によるジョイント特別講演会が、11月3日・4日に開催され参加してきました。 リンデ先生が執筆した「Lindhe臨床歯周病学」は、欧米の多くの歯学部で歯周病学の教科書として採用されていて、欧米歯周病学のバイブルとされています。 …
超高齢社会に適応する歯科医院のあり方とは 「最も歯を残したスウェーデンで、今直面している問題とその対策」
予防歯科先進国スウェーデンの最新情報に関するセミナーに参加してきました。1971年に定期的なクリーニングシステムを提唱した、アクセルソン博士の後継者アンダース博士から、これまでの40年間の結果とこれからの課題についての講演でした。 当医院は、北欧型の予防歯科システムを取り入れています。そのお手本としているスウェーデン国民の約80%は年に1回以上クリーニングを受 …