歯周病治療について:約25年の治療成績
歯周病は歯周病菌による感染症で、それに食生活、歯磨きや喫煙など生活習慣病的な要因が加わることによって引き起こされる病気です。
治療法は、ご家庭での歯磨きでは取り除けない細菌の塊である古いプラーク(バイオフィルム)を、定期的に歯科衛生士によるクリーニングで除去することです。
下段に、平成9年に受診した患者さんの10年後の治療成績を示します。まだ、歯周病治療が一般的ではない時代でしたが、定期的に歯科衛生士による専門的なクリーニングで約9割の患者さんが1本も歯を失わないことがわかりました。
当院では、約25年前より担当歯科衛生士制を採用し、歯周病予防プログラムもご提供いたします。また、最新の再生療法(リグロスやGTR)や歯周病菌の低減療法(3DS)もおこなっています。