超高齢社会に適応する歯科医院のあり方とは 「最も歯を残したスウェーデンで、今直面している問題とその対策」
予防歯科先進国スウェーデンの最新情報に関するセミナーに参加してきました。1971年に定期的なクリーニングシステムを提唱した、アクセルソン博士の後継者アンダース博士から、これまでの40年間の結果とこれからの課題についての講演でした。
当医院は、北欧型の予防歯科システムを取り入れています。そのお手本としているスウェーデン国民の約80%は年に1回以上クリーニングを受け、80歳の残存している歯はなんと約20本残っているそうです。日本人で、定期的にクリーニングを受けている人は7〜8%と言われ、80歳で残っている歯は約9本とその差は歴然です。
アンダース博士が作る総入れ歯は、年間1〜2人とのこと。当院がすすめている、定期的なクリーニングの有効性を改めて確認してきた1日でした。