Archive for 研修会

日本歯周病学会学術大会

神戸で開催されて、第57回日本歯周病学会学術大会に参加してきました。

参加者の多くは大学病院歯周病科の先生たちで、私のような開業医は少ないようです。

歯周病の治療は、歯科治療の基盤ですから、これからも最新の知見を学ぶために、日本歯周病学会学術大会には参加していきたいと思います。

春季日本歯周病学会学術大会が開催された岐阜は日帰りでも体力的に大丈夫でしたが、今回の神戸日帰りは、朝が早かったので帰りの新幹線では熟睡してしまい、危うく新横浜を乗り過ごしそうでした。

 

ヤン・リンデ先生の日本最終講演

歯周病学の権威であるヤン・リンデ先生(イェテボリ大名誉教授)と、インプラントの第一人者であるニクラウス・ラング先生(ベルン大名誉教授)によるジョイント特別講演会が、11月3日・4日に開催され参加してきました。

リンデ先生が執筆した「Lindhe臨床歯周病学」は、欧米の多くの歯学部で歯周病学の教科書として採用されていて、欧米歯周病学のバイブルとされています。

講演会では、50年の歯周治療の変遷を、生物学など多くの文献を紐解きながら考察して、科学的な根拠に基づいた歯周病治療が示されました。

また、インプラント治療についても同様に、インプラント手術やインプラント周囲炎について、新しい知見を学ぶことが出来て、本当に有意義な講演会でした。

リンデ 先生は、歯周病学発展の功績で秋の叙勲も受けられましたが、日本での講演はこれが最後とのこと。

本当に貴重な二日間でした。

超高齢社会に適応する歯科医院のあり方とは 「最も歯を残したスウェーデンで、今直面している問題とその対策」

予防歯科先進国スウェーデンの最新情報に関するセミナーに参加してきました。1971年に定期的なクリーニングシステムを提唱した、アクセルソン博士の後継者アンダース博士から、これまでの40年間の結果とこれからの課題についての講演でした。

当医院は、北欧型の予防歯科システムを取り入れています。そのお手本としているスウェーデン国民の約80%は年に1回以上クリーニングを受け、80歳の残存している歯はなんと約20本残っているそうです。日本人で、定期的にクリーニングを受けている人は7〜8%と言われ、80歳で残っている歯は約9本とその差は歴然です。

アンダース博士が作る総入れ歯は、年間1〜2人とのこと。当院がすすめている、定期的なクリーニングの有効性を改めて確認してきた1日でした。